鉄分やカルシウム、食物繊維が豊富な「ひじき」。
貧血気味の方やお子さまにもおすすめの食材なのですが、煮物以外のレシピが思い浮かばないという方も多いのではないでしょうか。
今回は煮物以外で楽しめるひじきのレシピをご紹介します。
低カロリーで栄養豊富な「ひじき」を上手に活用しましょう。
ひじきに含まれる栄養
ひじきは、古くから日本人に愛されてきたおなじみの食品。
低カロリーで栄養満点なイメージですが、どんな栄養が含まれているのでしょうか?
■ マグネシウム … 骨の成分となる
■ 鉄分 … 貧血を予防する
■ フコイダン … アレルギーや炎症を抑える・免疫を整える働き
■ 食物繊維 … おなかの調子を整える など
カルシウムはじょうぶな骨や歯の材料となり筋肉や血管の機能を向上させるなど、成長期のお子さまや骨粗しょう症予防にも積極的に取り入れたい栄養素。
体内では作り出せないので食事からとる必要があるのですが、残念ながらカラダに吸収されにくい性質をもっています。
そんなときは「酢」と一緒にとるとカルシウムの吸収率がアップ!
効率よく摂取したいときは、サラダや酢の物などがおすすめです。
低カロリーな点も魅力のひとつ。
ひじきを使ったおいしいレシピ
乾燥ひじきは長期保存もできて便利だけど、煮物以外のレシピが思い浮かばない。
そんなお悩みにこたえるべく、ひじきを使ったレシピをご紹介します。
どれも簡単に作れますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
カルシウムたっぷり!ひじきの春雨サラダ
絶妙な配合の中華ダレが食欲をそそる春雨サラダ。
酢の効果でカルシウムを効率的に摂取できます。
材料(4人分)
・春雨 20g
・ツナ缶 1缶
・にんじん(中)1/4本
・きゅうり 1/2本
・砂糖 大さじ1.5
・しょうゆ 大さじ1.5
・ごま油 大さじ1
- 春雨は熱湯で茹で(春雨の袋のゆで時間)洗って水けをきり、食べやすい長さに切る。
乾燥ひじきは水に戻し、水けを切る。 - にんじん、きゅうりを千切りにする。
- ボウルに中華ダレをあわせる。
ツナの汁気を切り①と②とよくあえて出来上がり。
カルシウムたっぷり!ひじきの春雨サラダ by くらしいきいき
カリッと香ばしい、焼きがんもどき
揚げずに作るヘルシーな手作りがんもどき。端っこのカリカリが格別なおいしさ!
豆腐やひじきで栄養満点。お子さまのおやつにもおすすめです。
材料(2人分)
・乾燥ひじき 2g
・桜えび 5g
・油 大さじ2
・片栗粉 大さじ2
・塩 少々
- ボウルにひじき、桜えびとAの調味料を入れ、豆腐をつぶしながらよく混ぜ合わせる。一口大の丸型にする。
- フライパンに油をひき、両面に焼き目をつける。
サニーレタスをしいた器に盛り、くし切りにしたトマトを添えたら出来上がり。
しっとりおいしい、ひじきのふりかけ
食べたいときに食べる分だけ!1回分のレシピとなります。
手軽にできるしっとりおいしいひじきのふりかけをご賞味ください。
材料(1回分)
・白ごま 小さじ1
・しょうが(おろし) 小さじ1
・みりん 小さじ2
・しょうゆ 小さじ2
- ひじきは水に戻し水気をきる
- フライパンにひじきとしょうがを入れ炒める。
みりんとしょうゆを加え、さらに炒めたら出来上がり。
おわりに
今回は煮物以外で楽しめるひじきのレシピを3つご紹介しました。
鉄やカルシウムが豊富なひじきは、成長期のお子さまや貧血気味の女性にもおすすめの優秀食材。
乾物ですので、少量だけ水でもどして料理にくわえることもできます。
長期保存もきき便利に使える食材ですので上手に活用していきましょう。