素材の栄養まるごと!からだがじんわり温まる「ドリンク」レシピ3選

近ごろ「からだの冷え」で悩む方が増えてきています。
あなたも手足が冷たかったり、お腹が冷えたりしていませんか?

からだの冷えは血行が悪い状態。
肩こりや頭痛、めまいや生理痛などの原因になることも。

そこで今回は、からだを温める「ホットドリンク」のレシピを3つご紹介します。
食物繊維が豊富な野菜や、たんぱく質がとれる豆乳など、栄養を丸ごと摂れるのが手作りの醍醐味。

からだの冷えを感じた時はぜひ作ってみてくださいね。

からだを温める食材、冷やしやすい食材

食べ物には「からだを温めるもの」と「冷やすもの」があります。

からだを温める食材には栄養価が高いものが多く、血行を促進し代謝を上げるのに必要なビタミンやミネラルが豊富に含まれています。

上手に取り入れながら、内側から冷えにくいからだを目指しましょう。

  • 寒い地域で採れるもの

  • 水分が少なく硬いもの

  • 土の中で育つ野菜

  • 色が濃いもの(赤・黒・黄・橙色)


からだを冷やしやすい食材を摂るときは、温めやすい食材と組み合わせて食べたり、加熱できる食材は加熱して食べるといいですね。

  • 水分や油の多い柔らかいもの
  • 冷色(青・白・緑)のたべもの
  • お酢(カリウム)の多いたべもの

栄養のかたよりがある食生活を続けているとからだが冷えやすくなります。
からだを温めるために、バランスのよい食事を心がけましょう。

「ホットドリンク」レシピ3選

さつまいもと黒ごまのホットドリンク

食物繊維がたっぷりで腸にうれしいドリンク。
やさしい甘味でお腹にたまりやすいので、おやつにもおすすめです。

材料(2人分)

・さつまいも 中1本
・きび砂糖  大さじ1
・豆乳    200cc
・黒すりごま 少々
  1. さつまいもは皮をむき、一口大に切ってやわらかくゆでる。(または電子レンジ500Wで2~3分加熱する)
  2. さつまいもはフォークなどで軽くつぶし、黒すりごま以外の材料をミキサーにかける。ブレンダ—でもOK。
  3. 鍋に移し温めて器に注ぎ、黒すりごまを添えて出来上がり。

さつまいもと黒ごまのホットドリンク by くらしいきいき

朝食に!にんじんのホットスムージー

朝食におすすめのホットスムージー。
にんじんとしょうがの温めパワーで体の内側からぽかぽかになります。

材料(2人分)

・にんじん 中1本
・みかん  1個
・しょうが 1かけ
・水    200cc
  1. にんじん、みかんの皮をむく。しょうがはすりおろす。
  2. にんじんはひと口大に切り電子レンジ(500W)で2~3分加熱する。
  3. 全ての材料をミキサーまたはブレンダ―にかける。
  4. 耐熱容器に移し、電子レンジ(500W)で1分加熱して出来上がり。

朝食に!にんじんのホットスムージー by くらしいきいき

はちみつきなこの豆乳ドリンク

きなこと豆乳のやさしい甘さにしょうがの辛みがピリッとおいしい。
寒い季節にホッとあたたまる、からだにやさしいドリンクです。

材料(2人分)

・はちみつ 大さじ1
・きなこ  大さじ1
・豆乳   400cc
・しょうが 1かけ
  1. カップにきなこ、はちみつを入れよく混ぜる。
  2. 豆乳を少しずつ入れよく混ぜ合わせ、おろしたしょうがを入れ電子レンジ(500W)で1分加熱して出来上がり。

はちみつきなこの豆乳ドリンク by くらしいきいき

おわりに

体温が高い赤ちゃんは肌もからだも柔らかいですが、年をとってくると肌はガサガサ、からだも硬くなってきますよね。これは体温が下がってくることから起こる現象。

体が冷える→体全体が硬くなる→内臓もだんだん硬くなる

結果的に冷えが様々な病気の発生と関わってくると考えられます。
日頃からからだを冷やさないように生活習慣や食べ物に気を配ってみましょう。