とうもろこしのおいしい季節がやってきました!
甘味が強くみずみずしいとうもろこしは、子どもから大人まで幅広く人気のお野菜。いまの時期、店頭でよく見かけるようになりましたね。
しょうゆでこんがりと焼いた屋台風のとうもろこしや、ほくほくに蒸したとうもろこし。サクサクのかき揚げに、じゅわっとコーンバター。
数あるレシピの中で、今回は芯のうま味までたっぷり味わえる「とうもろこしご飯」をご紹介。やみつきのおいしさに、お箸が止まらなくなりますよ。
旬の食材を取り入れて、夏を元気に乗り切りましょう。
とうもろこしの栄養・選び方・保存方法

とうもろこしには、どんな栄養があるの?
とうもろこしは、糖質、たんぱく質が主成分。
おいしくて食べ過ぎてしまいそうになりますが、ダイエット中の方はすこし注意が必要ですね。
不溶性の食物繊維で、便の量を増やしてくれ、排出しやすくする働きがあります。
むくみを改善するカリウムや、血行促進のビタミンEなども含まれています。
▼食物繊維についてご紹介している記事です。
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粒の根元に栄養が多く含まれるため、包丁などで実をこそぎ落すと、せっかくの部分が無駄に…。
外すときは手で丁寧におこないましょう。
(縦1列だけ包丁でカットすると、あとは横向きに手で簡単にはずせます!)


おいしいとうもろこしの選び方は…
皮付きの場合、皮の色が濃い緑色のもの、ひげが褐色ほどよく熟しています。
実は、先までつまっていて、粒が大きくふっくらしていて揃っているものがおすすめ。

保存はできるの?
とうもろこしは、収穫後急速に栄養価が落ちるため、買ったら早いうちに食べましょう。
保存する場合は皮つきのままラップで包み、野菜室で保存を。

おいしく食べるコツは…
ゆで方のポイント
水からゆで、沸騰してから3分で火を止める。
ザルに取り、あとは余熱でしあげましょう。
プリプリの歯ごたえがしっかりと残って、おいしいとうもろこしの完成です。

ゆでたあとの保存方法
冷蔵保存する場合は3日以内に食べきって。
冷凍する場合は、3㎝くらいの輪切りにして保存を。
とうもろこしご飯
鮮やかな黄色が食欲そそる一品。
とうもろこしの甘みとシャキシャキとした歯ごたえを楽しんでください。

材料(2合分)
- 米 2合
- とうもろこし 1本
- 塩(自然塩) 小さじ1
- 酒 大さじ1/2
作り方
- お米を研ぎ炊飯器の内釜に移し、2合の目盛りまで水を加える。
塩と酒を加えてから30分~1時間程浸水させる。 - とうもろこしは半分に切り、実をそぎ落とす。
浸水させたお米の上にとうもろこしの実と芯をのせ炊飯する。 - 炊き上がったら芯を取り除き、全体を底からさっくりと混ぜ合わせて出来上がり。
おわりに
いかがでしたか?
こどもから大人まで大人気のとうもろこしを使って、炊飯器ひとつでできる「とうもろこしご飯」の作り方をご紹介しました。
ほのかな甘みで、どんなおかずにもぴったり。
今日の献立の参考になれば幸いです。
ぜひおためしくださいね。
