9月15日は「ひじきの日」。
「ひじきをもっと食べて健康に長生きして下さい」との願いを込めて、
昭和59年に三重県ひじき協同組合によって、当時の敬老の日に制定されたそう。
これにちなんで、今回は「ひじき」に注目!
ひじきを使った美味しいレシピをご紹介します。
ひじきの栄養
ひじきにはどんな栄養があるの?
ひじきは、古くから日本人に愛されてきた、おなじみの食品。
低カロリーで栄養満点なイメージですが、実際はどんな栄養が含まれているのでしょうか?
■ マグネシウム … 高血圧を予防する
■ 鉄分 … 貧血を予防する
■ カルシウム … 骨粗しょう症を予防する
■ フコイダン … アレルギーや炎症を抑える・免疫を整える働き
■ 食物繊維 … おなかの調子を整える
カルシウムの働きを掘り下げてみましょう
カルシウムにはどんな働きがあるの?
ひじきは、カルシウムの含有量が海藻類の中でダントツ1番!
カルシウムは体内にもっとも多く存在するミネラルで、おとなの体重の約1~2パーセントを占めています。
丈夫な骨や歯を作り、筋肉や神経の機能、ホルモン分泌を調節する役割があります。
カルシウムは体内に吸収されにくいのが特徴。
吸収率が最も高いのは、牛乳や乳製品の50%、小魚は約30%、緑黄色野菜では20%ほど。
このように食品によって吸収率が変わってくるので、効率的に摂取したいですね。
一般的に骨の密度は20歳までに形成され、その後減少していきます。
そのため、20歳までの食事や生活習慣がカギ!
とくに骨が育つ成長期や、妊娠・授乳期は不足しないように注意しましょう。
参考図書:決定版 栄養学の基本がまるごとわかる事典 足立香代子
ひじきの選び方・保存方法
ひじきの選び方を教えてください!
乾燥ひじきは、よく乾燥しており大きさが揃っているものを選びましょう。
生ひじきはツヤがあり、ふっくらとした黒味が強いものがいいですね。
ひじきを保存するときは…
乾燥ひじきは湿気に弱いので、開封後は密閉できる保存容器などに移して冷暗所で保存しましょう。
冷凍保存もできますよ!
ひじきを使ったおすすめレシピ
ひじきを使ったおいしいレシピを3つ、ご紹介します
作り置きにも! ひじきのオムレツ
洋風のオムレツに和風だしの意外な組み合わせ。
炊飯器で一気に4人分!まとめて作って冷凍してもいいですね。
お弁当におにぎりに! 万能ひじきのしそふりかけ
市販のふりかけは美味しいですが、保存性や旨みをだすために添加物が多数含まれています。
手作りにすると保存性は市販ほど長くないのですが、添加物なしで栄養満点のふりかけができますよ。
しっとりしていて食べやすい!
豊富な食物繊維でデトックス! しっとりおからのひじき煮
ひじきに加えて、大豆とおからも食物繊維が豊富な食品。
便秘がちな方にとくにおすすめしたい一品です。
おわりに
いかがでしたか?
食卓でおなじみの食品「ひじき」に含まれる栄養や、美味しいレシピを3つご紹介しました。
上手にとって健康度をよりアップさせましょう。
▼海藻であるモズクを使ったレシピです。参考にどうぞ。
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