こんにちは。管理栄養士の柴戸です。
今回は思いついたときにぱぱっとできる、旬のイチゴを使ったムースの作り方をご紹介します。
お豆腐の栄養もしっかりいただけるので、こどものおやつにもぴったり。
またお砂糖や生クリームを使わずヘルシーに仕上げているので、ダイエット中の方にもおすすめ。
ぜひおためしください。
おいしいイチゴの選び方
鮮やかで色にムラがなく、ヘタ近くの部分が白くなっていないもの。
つぶつぶがくっきりしている。ヘタの緑色が濃く乾いていないものを選びましょう。
イチゴの旬は12月~4月。
1960年代までは、いちごの旬は5月~6月でしたが、温室栽培がおこなわれるようになり、秋から翌年の初夏まで出回るようになりました。
今やクリスマスケーキには欠かせない存在のいちごですが、初夏が旬の時代があったとはなんともビックリです。
イチゴを長持ちさせるには?
イチゴは洗わずにラップで包んで、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
ヘタはとってから洗うとビタミンCが流出してしまうので、つけたまま洗うこと。
流水に5分ほど浸けてからふり洗いすると安心です。
甘味がたりない場合は、ざく切りにしてから砂糖とレモン汁をかけ、しばらくおいて味をなじませると、おいしく食べられます。
傷みが早いのでできるだけ早く食べきってくださいね。
あまった場合は冷凍保存することで栄養成分を守ることができます。
イチゴの栄養成分は?
イチゴに含まれる注目の成分をご紹介
- ビタミンC コラーゲン作りの手助けをする
- 食物繊維 腸内の善玉菌をふやす
- 葉酸 貧血を予防する
イチゴにはビタミンCがたっぷり含まれています。イチゴ10粒で一日分の補給量に相当するほど。
ビタミンCは風邪予防に効果があるので、寒い季節には積極的に摂りたいですね。
またポリフェノールの一種である“アントシアニン”も含まれており、抗酸化作用( 病気や老化を引き起こす活性酸素から体を守ってくれる )にも効果を発揮。
アンチエイジングにもひと役かってくれそうです。
乳製品不使用!イチゴと豆腐のムース
今回ご紹介するムースは、生クリームも牛乳も使いません。
甘みはメープルシロップで優しい味に仕上げました。
小さなお子様にもおすすめのカラダにやさしいおやつです。
おわりに
今回はイチゴを使った簡単スイーツの作り方や、イチゴを長持ちさせるための保存方法や栄養成分などについてご紹介しました。
イチゴはヘタより、先のとがった部分がより甘いのは知っていましたか?
そのままかぶりつくときは、ヘタ側から食べるのがおすすめです。ぜひおためしください!
------■参考文献■-----------
からだにおいしい野菜の便利帳 板木利隆監修 髙橋書店