こんにちは。管理栄養士の柴戸です。
からだをあたためる「温活」には、身につけるものやお風呂、食べ物で冷えを改善する方法がありますが、今回は手軽にできる「ツボ押し」をご紹介します。
体温が1℃下がることで免疫力は30%以上低下するとの研究もあり、まさに「冷えは万病のもと」。
ツボ押しで血の巡りを良くし体の中からぽかぽかに。
血行不良を改善して免疫力を上げていきましょう。
目次
ツボ押しの基本
ツボの押し方やタイミングなど、「ツボ押しの基本」についておさらいしてみましょう。
親指の腹をつかって垂直に、ゆっくりと呼吸しながら、気持ち良いくらいの強さで5~10回押す。
体がリラックスしている入浴後や就寝前がおすすめ。
食後や体調不良の時は控えましょう。
食後や体調不良の時は控えましょう。
温めに効くツボ4選
体が冷える原因のひとつに「血行不良」があります。
血の巡りを良くするツボを刺激して、体の内側からぽかぽかにしましょう。
全身にある温めに効く4つのツボをご紹介します。
- 陽池(ようち) 手足・足先の血流を促す
- 合谷(ごうこく)全身の痛みを和らげる
- 築賓(ちくひん)下半身全体の血流を促す
- 勇泉(ゆうせん)元気のツボ、全身の血流を促す
手足・足先の血流を促す【 陽池(ようち) 】
全身に血を巡らすことで手足の冷えを改善します。
全身の痛みを和らげる【 合谷(ごうこく)】
手足の冷えや肩こりの改善、目の疲れにも良いとされます。
下半身全体の血流を促す【 築賓(ちくひん)】
下半身の血流を良くします。それに伴い、全身の血流も良くなります。
元気のツボ、全身の血流を促す【湧泉(ゆうせん)】
全身の血液循環を促すほかに、下半身の冷えやむくみ・足の疲れなどにも効果的です。
おわりに
全身にあるあたためのツボのなかでも、手のツボであればお仕事中や勉強中でもすぐに押すことができますね。 最初は痛くても、ずっと押し続けることでじんわり体が温まってくるのを感じられると思います。
体がリラックスする入浴後や就寝前は下半身、寒さを感じたときは手のツボを。そんなふうに使い分けるのもおすすめです。お気に入りのボディクリームも一緒に塗り込むとリフレッシュにも。
ぜひ今日から実践してみてください。楽しみながら温活を続けていきましょう。
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