幸せホルモンで心も体もすこやかに | 腸内環境がよいと幸せになる!?

こんにちは、管理栄養士の山川です。

あなたは「幸せホルモン」をご存知でしょうか?
幸せホルモンが正常にはたらくと、心と体のバランスが安定しやすくなるといわれています。

では、その正体とはいったい何でしょうか?

今回は幸せホルモンが作られる仕組みや、ふやす方法をご紹介します。
ぜひ最後までご覧くださいね。

幸せホルモンと呼ばれるセロトニン

「幸せホルモン」の正体は、神経伝達物質のセロトニン。

いったいなぜ、セロトニンが「幸せホルモン」と呼ばれているのでしょうか?

答えはセロトニンが以下のようなはたらきをするため。

  • 精神の安定 : 不安やストレスを軽減し、心の安定をもたらす
  • 幸福感の向上 : ポジティブな感情を増幅させ、幸福感を感じやすくする
  • 集中力・意欲の向上 : 集中力を高め、やる気を引き出す効果あり
  • 睡眠の質向上 : 良質な睡眠を促し、睡眠の質を高める

これらのはたらきから、セロトニンはわたし達の心の状態をポジティブに保つうえで、大事な役割を果たしていると考えられています。

とくに幸福感との関連性が深いことから、「幸せホルモン」と呼ばれるようになったのです。

腸内細菌が幸せホルモンであるセロトニンをつくる仕組みとは?

これまでセロトニンは脳で作られると考えられていましたが、実は腸で作られるセロトニンが全体の90%を占めていることが明らかになりました。

その腸内でセロトニンをつくるサポートをしているのは「腸内細菌」!

腸内細菌が食事でとった「トリプトファン」というアミノ酸を分解し、セロトニンの材料となる物質を作り出しています。
善玉菌を活発に活動させることで、この過程がスムーズに進み、結果的にセロトニンが効率よく生成されます。

 
トリプトファンは鶏肉や魚介類、大豆製品、ナッツ類に多く含まれていますよ

つまり、腸内環境を整えて善玉菌をふやすことがセロトニン生成のポイント!
次の章からは、善玉菌のふやす方法についてご紹介します。

善玉菌のふやしかた

善玉菌をふやすコツは3つ。

  1. 善玉菌をふやす食品をとる
  2. 乳酸菌サプリメントを活用する
  3. ストレスを溜めない

善玉菌をふやす食品をとる

大豆、海藻、きのこなど食物繊維が豊富な食品。
お通じの改善や腸内細菌のエサとなり腸内環境を整えるのに役立ちます。
納豆やキムチ、味噌やぬか漬けなどの発酵食品。
善玉菌が豊富に含まれており、腸内環境の改善に効果的です。
ごぼうや玉ねぎ、バナナやりんごなどに含まれるオリゴ糖。
善玉菌の栄養源となり、増殖を促します。

乳酸菌サプリメントを活用する

食材からだけでなく、サプリメントも上手に活用してみましょう。
少量で多くの乳酸菌を効率よく摂取できます。

乳酸菌サプリメントを選ぶときは、

  1. 菌の種類
  2. 菌の配合量
  3. 形状
  4. 添加物の有無

などをチェックしてみてくださいね。

ストレスを溜めない

ストレスは、腸内環境を悪化させる原因の一つです。
ヨガや瞑想、深呼吸やお風呂にゆっくりと浸かるなどリラックスできる時間を作りましょう。

おわりに

腸内環境を整えることはからだの健康を保つだけでなく、こころの健康にもつながります。
上手に善玉菌をふやしながら、からだもこころも健やかに、より幸福感に満ちた日々になりますように。

くらしいきいきは、がんばるあなたの毎日を応援しています。

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